名前はそのまま、形はソックリさん
謎の生物を探して

 巷では謎の生物が発見されるというニュースが飛び交っていた。
 イグアナ、サソリ、ニシキヘビなどなど、見つかった生物たちはどれも、そんじょそこらで生まれ育った生き物とは思えない。

そんな中、とても奇怪な事件が起こった。
 川崎市高津区で、道端にオオサンショウウオが歩いていたというのだ。
 オオサンショウウオといえば、通常岐阜県より東には生息しない、国の天然記念物のはずだ。
 ただ、今回は飼主が、「中国産のものを譲り受けてペットにしていた」と名乗り出たため、
単なるお騒がせ事件として終ろうとしていた。

 そんなニュースをあとで知ることになるわたしは、
古びた一両編成の電車の中にいた。
 場所は千葉県の銚子市。
その「銚子電鉄」の電車は、ゴトゴトと大きな音を鳴らしながら、ひたすら犬吠埼に向かってをゆっくりと走っていく。
 乗客たちもマッタリとしていて、とても都心のようなギスギスした雰囲気はない。
 車内もきらびやかな広告は少なく、手作りのポスターで地元の名産品や乗車記念のグッズを宣伝していた。

 


えつな子 「・・・。」



 わたしもボーッと座りながら、向かいの窓に張ってあるあるポスターを眺めていた。

 ん???

「森のメッセンジャー 森のキッコロ人形」

キッコロってあれ?
愛知県にあるあの都市で行われた博覧会の
キャラクターの片割れ?

博覧会が終った後、
森に帰ったとかいってたアレ。

でも、何か違うなぁ。






そして、イラストを見る。

  

なんだか、似ているなぁ。 絵のタッチが。

これは見に行ってみるか。
ポスターには「犬吠駅でまってます」と書いてある。

じゃあ、いって見ましょう。

ということで、犬吠駅で降りてみました。
ここは少ない有人駅のひとつで、
色々お土産やグッズが売っている駅のようです。


そして例のアレはというと・・・








ありました。
それも、乗車券売り場のすぐ横に。
どうやら、木で作った人形のようです。



1個500円ぐらいで売られていました。

どうですか。パソコンの横にアクセサリーとして。

  似てる?