仁木悦子のブックリスト(仁木悦子関連編)

作家・仁木悦子に関連した書籍のご紹介です。

▼ 作品の中の仁木先生かがり火関連書籍教科書に載った仁木作品おまけ・そっくりさん

作品の中の仁木先生
タイトル 猫と車イス 思い出の仁木悦子
収録作品 短い序章

   を含む全16章

解説(鮎川哲也)
著者・出版社 後藤安彦/早川書房
表紙 本くに子
初版発行日 1992/11/30
解説
仁木悦子先生のやさしさに満ちあふれた生涯を夫・後藤安彦氏が記した本です。
この本を読むと、仁木先生に対する印象がちょっと変る方もいるかもしれません。

タイトル 死者を笞打て
収録作品 死者を笞打て
著者・出版社 鮎川哲也/講談社文庫 他
表紙 吉原澄悦
初版発行日 1993/10/15
解説
この作品では実在の文壇作家の名前をもじって登場させる、パロディの要素があります。
「仁木悦子」を「三木悦子」、「霧の会」を「塵の会」と変えています。
「霧の会」のその他の作家たちは「新庄文子」、「戸川正子」、「難波きみ子」、「朽木靖子」と登場しますが、
実際の作家名が判らない方はこちらをご覧下さい。
同タイトルの本は角川文庫からも出版されていますが現在どちらも絶版です。

タイトル 霊界予告殺人
収録作品 霊界予告殺人
著者・出版社 山村正夫/講談社文庫 他
表紙
初版発行日 1989/12/04
解説
この作品の中で、精霊界にある日本探偵作家クラブがでてきて、
主人公が会を訪ねた際、最近、天藤真氏とともに仁木先生が入会されたと説明されます。


タイトル 凶運の手紙
収録作品 この書籍に収録されている

花は夜散る
著者・出版社 仁木悦子/角川文庫
表紙 上野紀子
初版発行日 1978/08/15
解説
この作品では、ある作家が『粘土の兎』という作品を書いています。もちろんこの作品のパロディです。
さらにネタバレになるようなあらすじまで書かれています。
また、「江戸川蘭歩賞」にならぶ推理小説の文学賞「シャーロック・ホームズ賞」の
候補作の下読みをしたという仁木先生の体験談をヒントにした部分も出てきます。

タイトル 遠きに目ありて
収録作品 多すぎる証人
宙を飛ぶ死
出口のない街
見えない白い手
完全な不在
解説(後藤安彦)
著者・出版社 天藤 真/東京創元社 他
表紙
初版発行日 1992/12/25
解説
この作品に登場する重度の脳性麻痺の安楽椅子少年探偵、岩井信一と母の咲子は、
「青じろい季節」に登場する淡井貞子・勲母子を原型にしています。
仁木先生の夫・後藤安彦氏の解説や天藤氏のあとがきにその際のエピソードが記されています

タイトル 猫島ハウスの騒動
収録作品 猫島ハウスの騒動
著者・出版社 若竹七海/カッパ・ノベルス
表紙
初版発行日 2006/09/06
解説
この作品に出てくる猫たちの名前は、小説や映画で活躍している猫がモデルとなっています。
『猫は知っていた』にでてくる「チミ」という猫も葉崎市にある民宿「猫島ハウス」のワンシーンに出てきます。
また、「猫島ハウス」の隣にある書店には仁木悦子作品も並んでいるという記述もあります。

タイトル 八月の博物館
収録作品 猫島ハウスの騒動
著者・出版社 瀬名秀明/角川書店
表紙 影山 徹
初版発行日 2000/10/30
解説
作品の中で、主人公は「博物館の記憶をたどる時に、『めもあある美術館』を思い出す」と書かれています。
作者のインタビューでも、子供のころに母の影響で
クリスティや仁木先生ら女流推理作家の作品を読んでいたとこたえています。


かがり火関連書籍
タイトル 妹たちのかがり火 第4集
仁木悦子の遺志を継いで
収録作品 後世に残すもの
シベリヤの凍土に
人間はなぜ戦争をするのか
今も海底に
肉弾として果つる
たった一枚の赤紙のために

           他全95篇
著者・出版社 かがり火の会/千書房
表紙
初版発行日 1989/05/23
解説
仁木悦子先生が亡くなってから3年後に発行された「かがり火の会」の戦争体験に関する文集です。

タイトル 詩集 二つの木の実
収録作品 二つの木の実
おりおりの譜
花によせて
メルヘン
著者・出版社 藤田久子/けやき書房
表紙 増田力三
初版発行日 1995/08/15
解説
仁木悦子先生が主宰した「かがり火の会」の記録文集「妹たちのかがり火」に
よせた詩「二つの木の実」が収録されています。その後「暮しの手帖」でも紹介されました。


教科書に載った仁木作品

タイトル もう一度読みたい国語教科書
小学校篇
収録作品 かわいそうなぞう
ごんぎつね
めもあある美術館

全16編
著者・出版社 /ぶんか社
表紙
初版発行日 2002/04/10
解説
大井三重子「めもあある美術館」が収録されている本です。
「めもあある美術館」は昭和42〜50年に
東京書籍「新しい国語 六年」に収録されました。




おまけ・そっくりさん

タイトル 菜子の冒険
猫は知っていたのかも。
収録作品 猫は知っていたのかも。
著者・出版社 深沢美潮/富士見ミステリー文庫
表紙 ひさいちよしき
初版発行日 2000/11/25
解説
猫は知っていた・・・かもね。 でも内容は全く似ていません。
ただ、著者自身のあとがきに、仁木先生の作品も読んだと書いてありますから、
少しは影響があったのかも。

タイトル 美少女代理探偵の事件簿
カレーライスは知っていた
収録作品 カレーライスは知っていた
だって、冷え性なんだモン!
スケートおじさん
コロッケの密室
死への密室
納豆殺人事件
著者・出版社 愛川 晶/光文社文庫
表紙 カバーデザイン 松田行正
カバーイラスト 根津 愛
初版発行日 2003/10/20
解説
カレーライスも知っていたようです。
ただ、表紙を含めて、中にも猫マンガなどもあるため、
作品内容は、カレーライスより猫の方が知っている様子です。

タイトル 夏の出口
収録作品
著者・出版社 仁木雄太郎
表紙
初版発行日 1999/02
解説
『問題小説』1999年2月号に掲載された、『問題小説創刊30周年記念懸賞短篇小説受賞作品』。
作者名は兄貴の名前そのままです。
ただ、内容はミステリではなく、夏の甲子園出場を目指す少年たちを描いたスポーツ小説です。



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