はいいろ      てちょう    
灰色の手帳
  初出誌
1962年(昭和37年) こども家の光1~12月号
 作品関連
  雑誌 1962年 こども家の光1~12月号 家の光協会
  書籍 2012年 仁木悦子少年少女小説コレクション1 論創社
 事件の舞台
   都下・・・朝井宅、中崎宅、山下電機(株)、松田宅
   清瀬・・・母が入院する病院
   牛山村・・・小野が坂本に依頼され伝書バトを飛ばす
 あらすじ
 小学生の孝は学校帰りの道で二人の青年に呼び止められた。隣町にあり兄が勤める「山下電機(株)」で金庫番の老人・松田が襲われ金庫に入っていた現金700万円が強奪される事件がおき、その容疑者として兄・誠が逮捕されたというのだ。二人の青年は兄の同僚だった。兄の無実を信じる孝は友だちの鈴子と共に、話を聞くために襲われた松田老人が入院する病院へ向かい、松田の「灰色の手帳が…」といううわごとを手掛かりに、松田の娘・和枝と三人で真犯人を探すことになった。
 登場人物
朝井  孝 小学5年生。母・兄と三人暮らし。生活のために新聞配達をする少年。
朝井  誠 孝の兄。18歳。隣町にある「山下電機(株)」の工員。
誠・孝の母。裁縫の内職で二人の息子を育てる。
中崎 鈴子 孝の友だち。小学6年生。朝井家の隣人。
坂本 孝のクラス担任。
松田 「山下電機(株)」の金庫番の老人。
松田 和枝 松田の娘。「山下電機(株)」の近所に住む。
和枝の兄。
川根 「山下電機(株)」の工員。誠の友人。18~9歳。声が坂本に似ている。
小野 「山下電機(株)」の工員。誠の友人。18~9歳。
山本 「山下電機(株)」の金庫番の老人。松田と交代で勤務。
中里 「山下電機(株)」の会計係。
おばさん 「山下電機(株)」の事務員。
おじさん 駅近くのそば屋「カメノコ屋」の店主。
こじき 悪漢の仲間。
中崎 町の警察の刑事。鈴子のおじ。
おまわりさん 町をパトロールする警官。中崎の友人。