盗まれたひな祭り(ぬすまれたひなまつり)
  初出誌
1967年(昭和42年) 高2コース3月号
 作品関連
  雑誌 1967年 高2コース3月号 学習研究社
  書籍 2013年 仁木悦子少年少女小説コレクション2 論創社
書籍 2023年 花は夜散る あすなろ書房
 事件の舞台
   不明・・・秋山宅、洋品店「ジュニア」、花屋、皆尾時計店、お菓子屋「たから屋」、青戸邸
 あらすじ
 今日3月5日はクラスでも人気のある美樹子の誕生日。ひな祭りと一緒にして今日は彼女の家で誕生日パーティーが開かれるのだ。誘いを受けていた研一はウキウキした気分でいたが、自宅の窓から外を眺めていると、買い物帰りの美樹子が何者かに車で連れ去られる場面を目撃してしまう。
 登場人物
秋山 研一 高校2年生。
河井美樹子 高校2年生。研一のクラスメイト。クラス内でも人気がある。
佐々木 昇 高校2年生。研一のクラスメイトで親友。実家は洋品店「ジュニア」。
昇の母。「ジュニア」の店主。
昇の姉。「ジュニア」の店員。
美樹子の父。
青戸 近所に住む金持ちの放蕩息子。大学生だが遊んでばかりいる。
ジャンパー 青戸の悪友。黒いジャンパーを着ている。
ゴリラ 青戸の悪友。
少女 花屋の店員。研一と同じ年齢くらいの顔立ちで目がくるっとしている。