午後七時の怪事件(ごごしちじのかいじけん)
  初出誌
1961年(昭和36年) 中学生の友一年3月号
 作品関連
  雑誌 1961年 中学生の友一年3月号 小学館
  書籍 2012年 仁木悦子少年少女小説コレクション1 論創社
書籍 2023年 午後七時の怪事件 あすなろ書房
 事件の舞台
   上野動物園・・・石野が上京したばかりの村上と見学
   浅草・・・石野と村上が散策
   銀座・・・石野と村上が散策
 あらすじ
 父と二人で親戚の家から自宅に戻ってきた文子は、茶の間で気を失って倒れている母を発見した。家内では時価80万円のダイヤモンドも紛失していた。警察は犯行がおこった時刻に山本家に呼び出されていた父の友人・竹田正三を容疑者として身柄を拘束したが、翌日山本家に父の無実を信じる少年・正夫が訪ね、文子と共に真犯人を捜すことになった。
 登場人物
山本 文子 好奇心旺盛で活発な少女。年齢の表記がない。
文子の父。
文子の母。
竹田 正三 父の古い友人。
竹田 正夫 正三の息子。文子と同じ年齢くらい。
石野 金貸し。
村上 田舎から上京したばかりの青年。21~2歳。
おばさん 山本家に手伝いに来たおばさん。
松下 警視庁捜査一課警部。
警官 若い警官。