すうれつ      にんぎょ
数列と人魚
  初出誌
1986年(昭和61年) 別冊小説宝石
 作品関連
  雑誌 1986年 別冊小説宝石 光文社
  書籍 1987年 聖い夜の中で 立風書房
  書籍 1991年 聖い夜の中で 光文社文庫
  書籍 2005年 探偵三影潤全集 赤の巻 出版芸術社
  書籍 2006年 聖い夜の中で 新装版 光文社文庫
 事件の舞台
   高田馬場・・・桐影秘密探偵社
   小金井・・・箕井昭宅、横倉靖江宅
   八王子・・・東鋼精機
   松戸・・・由利子の実家
   中野・・・笙子が住むアパート
   日吉・・・朝間ゆかりの実家の文房具店、喫茶店
   奥多摩・・・第2の死体の発見現場
   渋谷・・・アトリエ・ルナ
   府中・・・奥原宅
   御岳・・・遠川が出入りする古い山小屋
 あらすじ
 「桐影秘密探偵社」に会社員の箕井昭が、失踪した妻・由利子の捜索依頼にやってきた。早速三影が調査をすすめると、由利子が失踪する理由は特に見当たらなかったが、見知らぬ男から不思議な数列が書かれた紙を手渡されたことや、近くで由利子とそっくりな服装の女がいたことがわかり、三影は由利子が誰かと間違われて拘束されたのではないかと推理する。すると今度は昭が自宅で殺害され、三影のもとに外国人の声で「事件調査から手をひけ」と忠告する電話が入った。
 登場人物
三影  潤 「桐影秘密探偵社」刑事担当の調査員。
桐崎 秀哉 「桐影秘密探偵社」民事担当の調査員。
桐崎 桃子 「桐影秘密探偵社」秘書兼事務員兼会計係。旧姓・小田。
桐崎 祥子 秀哉の長女。2歳。あだ名は「サッチイ」。
次女 秀哉の次女。作品上、名前は出てこない。
箕井  昭 「東鋼精機」営業課課長代理。38歳。小金井の公社団地に住む。
箕井由利子 昭の妻。33歳。陶芸教室の生徒。
伊沢紗起子 由利子の妹。デザイナーの助手。
由利子・紗起子の亡父。数年前に死亡。
由利子・紗起子の母。松戸で一人暮らしをする。血圧が高い。
横倉 靖江 由利子の友人。昭に「桐影秘密探偵社」を紹介。昭と同じ公社団地に住む。
従姉 靖江の従姉。駆け落ち事件で「桐影秘密探偵社」に世話になった。
一子 靖江の一子。男女も不明。
二子 靖江の二子。男女も不明。中学生。
笹井 伸郎 会社員。昭と同じ公社団地に住む。
笹井 治美 伸郎の妻。37~8歳。
伸郎の娘。中学生。靖江の二子と同級生。
朝間ゆかり 由利子の高校時代の友人。文房具屋の奥さん。
崎山 由利子・ゆかりの高校時代の友人。アルゼンチン在住。
崎山の夫。アルゼンチンで建築の指導技師をつとめる。
月岡 笙子 紗起子が勤める「アトリエ・ルナ」のデザイナー兼オーナー。
遠川 彰一 デザイナー。笙子の弟子。
清掃婦 50歳代の団地の清掃婦。
奥原 K署刑事。三影と顔見知り。太り気味。
警官 K署の警官。