やまかい      しょうじょ
山峡の少女
  初出誌
1979年(昭和54年) 小説現代10月号
 作品関連
  雑誌 1979年 小説現代10月号 講談社
  書籍 1980年 銅の魚 双葉社
  書籍 1984年 銅の魚 角川文庫
 事件の舞台
   北関東の山峡の村・・・民宿「いしどう」、民宿「ヒルサイド・ハウス」、親沼・小沼・孫沼
 あらすじ
 小説の原稿を仕上げるため北関東の山峡の村の民宿に滞在している推理作家の北見孝一郎は、仲良くなった民宿の娘・真知子から孫沼の散策を勧められ、沼の情景を次回作の舞台のイメージとして考えていた。しかし翌朝、沼のほとりで一人暮らしをする老人が殺され、時を同じくして村の民宿「ヒルサイド・ハウス」でも老女の絞殺死体が発見される。北見は真知子から「事件の犯人を探してほしい」と懇願されるのだが…。
 登場人物
北見孝一郎 東京に住む本格派推理作家。妻の他、中学と高校の息子がいる。
石堂真知子 民宿「いしどう」の娘。16歳。高校生。夏休みの間、実家の民宿を手伝う。
本松 音平 民宿「ヒルサイド・ハウス」の主人。40代後半。
本松千代子 音平の妻。
本松 音二 音平の長男。
本松 クメ 音平の母。71歳。
城  幹彦 地元出身のタレント。22歳。本名・新田正男。映画撮影のため「ヒルサイド・ハウス」に滞在。
上田の爺っちゃ 孫沼のほどりで一人暮らしをする老人。祭りばやしの名人。70歳過ぎ。
田代 泰弘 村で有機農業を営む青年。上田から横笛を習っている。
杉原 良恵 泰弘の婚約者。19歳。農協の職員。
雑貨屋の嫁 泰弘の従姉。村の雑貨屋の嫁。
百鳥あずさ 映画で幹彦の恋人役を演じる女優。村での撮影には参加していない。
マネージャー 幹彦のマネージャー。