どう     うお
銅の魚
  初出誌
1979年(昭和54年) ミステリマガジン7月号
 作品関連
  雑誌 1979年 ミステリマガジン7月号 早川書房
  書籍 1980年 銅の魚 双葉社
  書籍 1984年 銅の魚 角川文庫
  書籍 1993年 12星宮殺人事件 飛天文庫
書籍 2002年 子供たちの探偵簿 朝の巻 出版芸術社
書籍 2006年 恋人とその弟 岩崎書店
 事件の舞台
   埼玉県K町・・・おばあちゃんの家
 あらすじ
 ゴールデンウィークの間、小学6年生になった敬介は埼玉に住むおばあちゃんの家に一人で遊びに行くことになった。実は彼のお目当ては隣に住む同級生のアヤに会うことだったが、彼女は入院中の母の世話で忙しく敬介は肩透かしをくってしまう。そこで土蔵の中を整理する祖母の近くで遊ぶことにした彼は、古道具の中から古びた銅の矢立を見つけるのだが、一人暮らしで高利貸しをしているおかつがその矢立に非常に興味を示していた。すると翌日おかつが自宅で何者かに襲われ、「高畑のすぐるが・・・」という言葉を残し死んでしまう。
 登場人物
敬介 東京の団地に住む小学6年生。
良介 敬介の弟。何もなくつまらないという理由でおばあちゃんの家に行かない。
おばあちゃん 埼玉県K町で一人で暮らす敬介・良介の祖母。62歳。畑仕事をしている。
おじいちゃん 敬介・良介の亡祖父。2年前に死亡。
高畑  優 おばあちゃんの家の隣人。妻が入院中。名前の読み方は「すぐる」。
高畑  洋 優の長男。中学2年生。
高畑 アヤ 優の長女。小学6年生。
おかつ K町に住む一人暮らしで高利貸しの老女。ケチで嫌われ者。
ひいじいちゃん 敬介の亡曽祖父。農協の職員。
ひいばあちゃん 敬介の亡曽祖母。ケチで気が強い。
岡田 講平 敬介の父のまたいとこ。セメント会社の社員。丘の上の独身寮に住む。
沢田しゅう K町町長選挙立候補者。大地主の息子。
有木まさつぐ K町町長選挙立候補者。
村野 高畑家以前のおばあちゃんの家の隣人。警防団員。
トラ デブのトラネコ。おばあちゃんの話し相手。