ゆうかいはん                じるし
誘拐犯はサクラ印
  初出誌
1978年(昭和53年) 別冊小説宝石
 作品関連
  雑誌 1978年 別冊小説宝石 講談社
  書籍 1980年 銅の魚 双葉社
  書籍 1984年 銅の魚 角川文庫
書籍 2002年 子供たちの探偵簿 朝の巻 出版芸術社
 事件の舞台
   仙川・・・栗崎伸生宅
   聖蹟桜ヶ丘・・・誘拐事件の身代金受け渡し場所
   狛江・・・長瀬清美宅
 あらすじ
 調布市の仙川で暮らす栗崎家の1歳になる美那が誘拐された。そして犯人は身代金2000万円の運搬役を小学生の敦生に指定してきた。敦生は見事に身代金を指定された場所まで運んだが、持ち前の好奇心からその場に隠れ犯人の女の姿を目にすることがてきてしまう。その後、敦生は彼の祖父・伸介と事件の顛末を整理する中で怪しいと思われる人物を断定するが、その人物も何者かに襲われ、「サクラが・・・」という言葉を残し息を引きとった。
 登場人物
栗崎 敦生 調布市仙川に住む小学5年生。好奇心旺盛。
栗崎 伸生 敦生の父。会社員。
栗崎真規子 敦生の母。
栗崎 美那 敦生の妹。1歳。
元木 伸介 敦生の父方の祖父。中風で左足が不自由。
栗崎 真也 真規子の従弟。証券会社の社員。栗崎家の2階で居候している。
保谷 栗崎家の隣人。細ぶちメガネの夫人。一人暮らし。
長瀬 清美 保谷の茶道の弟子。23歳。狛江に住む電気部品会社のOL。
山中 敦生のクラスメイトの母。「山中家具」の奥さん。
明智 敦生のクラスの転校生。ひと月前に名古屋から引っ越してきた。