しろ       じかん  ・
白い時間
  初出誌
1973年(昭和48年) 小説推理4月号
 作品関連
  雑誌 1974年 小説推理4月号 双葉社
  書籍 1975年 夏の終る日 毎日新聞社
  書籍 1983年 夏の終る日 角川文庫
  書籍 2005年 探偵三影潤全集 白の巻 出版芸術社
 事件の舞台
   高田馬場・・・桐影秘密探偵社
   四谷・・・三影が住むアパート
   目黒・・・コーポカトレア、幻影座、アパート「弥生荘」
   奥多摩湖・・・井田の仕事部屋「晴岳荘」
   青山・・・JBCテレビ、喫茶店「スミレ」
   津軽・・・萌子の郷里
   七尾・・・青木とレイ子の旅行先
   蔵王・・・深池のスキー旅行先
   麻布・・・三影が襲われた電話ボックス
   室堂平・・・三影が行こうとしていたスキー場
 あらすじ
 室堂平にスキーへ行こうとしていた三影に急遽仕事が入ってしまった。朝の5時から彼を呼び出した依頼主の柴戸則子は子離れできていない様子で、北海道に住む令嬢との見合いをすすめるためたった4日間姿を見せなくなった息子・敏孝を探したいというのだ。敏孝は都内で一人暮らしをしながら小劇団の俳優をしていたが、三影は劇団の関係者からシナリオ作家の井田明二と彼が諍いをおこしていたことを聞きだした。しかし調査をすすめている途中、三影は麻布にある電話ボックスで何者かに頭を殴られ気を失ってしまう。
 登場人物
三影  潤 「桐影秘密探偵社」刑事担当の調査員。35歳。
桐崎 秀哉 「桐影秘密探偵社」民事担当の調査員。
桐崎 桃子 「桐影秘密探偵社」秘書兼事務員兼会計係。旧姓・小田。
柴戸 敏孝 劇団「幻影座」の俳優。25歳。目黒の「コーポカトレア」に住む。
柴戸 則子 敏孝の母。藤沢で一人暮らし。
敏孝の亡父。3年前に死亡。
井田 明二 売れっ子のシナリオ作家。以前は「幻影座」の脚本を書いていた。
深池  保 活躍中の演出家。28~9歳。以前は「幻影座」で活躍。
花房さとみ 清楚系の女優。敏孝の知人。本名「栗山里子」。
青木 憲伍 深池の友人。屋台のおでん売り。詩人。
成田 萌子 「幻影座」所属の女優。津軽生まれ。目黒のアパート「弥生荘」に住む。
レイ子 萌子のルームメイト。絵描き。憲伍の婚約者。
青年 「幻影座」の新人俳優。長髪の青年。
栗山 さとみの父。油脂会社の社長。
成沢 奥多摩にある燃料屋のおかみさん。
管理人 井田が住むマンションの管理人。
清谷 武一 警視庁捜査一課警部補。
警官 三影に襲撃された事件の証言を聞きに来た制服警官。