おさな    み 
幼い実
  初出誌
1972年(昭和47年) オール讀物12月号
 作品関連
  雑誌 1972年 オール讀物12月号 文藝春秋
  書籍 1973年 赤と白の賭け 講談社
  書籍 1982年 赤と白の賭け 講談社文庫
  書籍 2006年 名探偵コレクション 線の巻 出版芸術社
 事件の舞台
   田園調布・・・水久保達彦邸
   高知県T町・・・銀子の本籍地
   中延・・・アパート「松竹荘」
   新宿・・・雅彦と銀子が出会った映画館
   板橋・・・銀子がるりみを産んだ助産婦の家
   中野・・・美知子の伯母の家
   芝浦・・・優子が住むアパート「いすず荘」
 あらすじ
 駿作の主治医でもある医学部教授・水久保達彦は息子夫婦を亡くし、半ば病人のような生活を送っていた。そんな彼のもとに亡き息子・雅彦の子供と名乗る女の子とその母親から手紙が届いた。そこで達彦は駿作に彼女が本当の子供なのかどうかの調査を依頼した。早速駿作は、その手紙の差出人でもある竹井銀子のもとに向かった。
 登場人物
吉村 駿作 東都新報社社会部記者。胸を悪くして療養中。
水久保達彦 駿作の主治医。L大学医学部教授。心臓病の権威。
水久保雅彦 達彦の長男。半年前に交通事故死。
竹井 銀子 雅彦の友人。スーパーマーケット勤務。
竹井るりみ 銀子の娘。
竹井 優子 銀子の2つ年上の姉。バーのホステス。今年に入って死亡。
数田 優子の亡夫。昨年死亡。
畑 美知子 銀子の元・同僚。
伯母 中野に住む美知子の伯母。
山田 敏夫 銀子の元・同棲相手。株のブローカー。
夏子 銀子宅の近所に住むるりみの友だち。
島田 ハツ 板橋に住む老婆の助産婦。2~3年前に病死。
主婦 ハツの息子の嫁。
浜崎 ハツ宅の近所にある産婦人科医。
管理人 芝浦のアパート「いすず荘」管理人。
「いすず荘」7号室の住人。
配達人 「東西デパート」の配達人。