しょしゅう      し
初秋の死
  初出誌
1969年(昭和44年) 推理界11月号
 作品関連
  雑誌 1969年 推理界11月号 浪速書房
  書籍 1972年 謀殺の系譜 サンケイノベルス
  書籍 1978年 凶運の手紙 角川文庫
  書籍 1996年 仁木兄妹の探偵簿 兄の巻 出版芸術社
  書籍 1998年 七人の女探偵 廣済堂ブルーブックス
 事件の舞台
   砧・・・浅田史彦宅
   鷺の宮・・・黒松徹邸
   池袋・・・徹が女性と会う喫茶店「しずか」、悦子がやつれた由紀子と会う喫茶店
   野方・・・仁木雄太郎宅
   高田馬場・・・治男の経営コンサルタント事務所
   巣鴨・・・治男が住むマンション
 あらすじ
 史彦の友人・黒松徹と、悦子の高校の先輩でもある徹の妻・由紀子が住む鷺の宮の家に車で向かった悦子親子だったが、彼女たちは邸内で黒松夫妻の心中死体を発見した。悦子は野方にある兄・雄太郎の家に子供たちを預け黒松邸に戻るが、殺害現場で悦子は先ほど落ちていたはずの銀のライターが無くなっていることに気づく。由紀子は生前ある女性と夫との関係に悩んでいたが、ライターの紛失などから悦子は心中に偽装した殺人ではないかと疑い始める。そして翌日、彼女が一番怪しいとにらんでいた隣家の居候・夏場亮介が、車に轢かれて死亡したことを知らされる。
 登場人物
浅田 悦子 好奇心旺盛な素人ママ探偵。音大卒業後に結婚、2児の母。
浅田 史彦 悦子の夫。東都新報社航空部のヘリコプターパイロット。
浅田 哲彦 悦子と史彦の長男。あだ名は「テッチン」。あとひと月で満4歳。
浅田 鈴子 悦子と史彦の長女。あだ名は「スウコ」。まだ赤ん坊。
仁木雄太郎 野方に住む悦子の兄。大学理学部の講師。
仁木 冴子 雄太郎の妻。
仁木こずえ 雄太郎の長女。2歳。
黒松  徹 史彦の友人。鷺の宮に住む合成繊維会社の経理部長。
黒松由紀子 徹の妻。悦子の高校時代の2年年上の先輩。旧姓・柏井。
柏井 治男 由紀子の兄。40歳前後。巣鴨に住む経営コンサルタント。
徹の母。
夏場 亮介 黒松家の隣家の居候。25~6歳。
夏場夫人 亮介の叔父の妻。
新野 徹の部下。
新野夫人 新野の妻。
高校生 ぽっちゃり太った女子高生。
宇部 東都新報社社会部記者。
平岡 N署部長刑事。