壁の穴

 ・  <作品掲載誌>
小説現代 講談社 1965
<作品掲載書籍>
三日間の悪夢 角川文庫 1980
子供たちの探偵簿 昼の巻  出版芸術社 2002

登場人物
多紀子 14才。4才の時にポリオにかかって以来足が悪い。中学校も1年しか通っていない。
トン坊 多紀子の姉の子。2才。
ねえさん 多紀子の姉。バーに勤める。
にいさん ねえさんの夫。乱暴者。集金の仕事をしている。
吉川 一軒おいた隣に住むおばさん
津野真也 隣人。高校生。
<あらすじ>
多紀子と真也の部屋の間の壁には小さな穴がある。
おしゃべりをしたり、小さなものを渡したりするためだ。
学校へいけない多紀子にとって真也はとても頼りになった。
ある日、真也が多紀子のために高校の図書館で「風と共に去りぬ」を借りてくれたが、多紀子はその本を無くしてしまった。
どうやらにいさんが売ってしまったらしい。。。