金ぴかの鹿

 ・  <作品掲載誌>
別冊小説新潮 新潮社 1961
宝石増刊「現代オール推理作家代表作集」 宝石社 1962
<作品掲載書籍>
仁木悦子 自選傑作短編集 読売新聞社 1976
凶運の手紙 角川文庫 1978
石段の家 自選傑作集 ケイブンシャ文庫 1986

<ワンポイント>
    この作品については、こう記されています。
  『幼女が主人公となっていますが、私のいわゆる<子供もの>のジャンルにははいりません。語り手が子供自身ではなく、
                  主人公の幼女の行動や思考を大人の目で描写している点、これはまた別なジャンルと考えています。』

                                           (仁木悦子 自選傑作短編集 自作解説「私の推理小説作法」より)
                                       ゆえに、当サイトも原作者の意思を尊重して<子供もの>からは外してあります。 

登場人物
津川ムツ子 小学1年生。あだ名は「ムッちゃん」。関原家に間借りしている。
関原則之 高校生。父房次郎は工場主。関原親子と津川親子の4人暮らし。
川添宗一 則之の親友。あだ名は「宗ちゃん」。元少年工だが、現在は無職。
津川サヨ ムツ子の母。
関原房次郎 則之の父。工場長。
千賀まゆみ ムツ子と同じクラス。和菓子屋「初音屋」」の一人娘。
幸っちゃん ムツ子と同じクラス。父は交番の巡査。
広崎 ムツ子とまゆみのクラス担任。
お時 則之の友人。
浩平 則之の友人。
島田 千賀家の居候。
<あらすじ>
ムツ子は金ぴかの鹿の人形を拾った。
これは宗ちゃんのものだったが、あまりにもきれいなので、ムツ子は宝物として自分のポケットに入れてしまった。
特に宗ちゃんも探しているわけでもないのできっと忘れてしまっているのだろうと思っていた。
そして、学校では同じクラスのまゆみが誘拐されてしまって。。。