粘土の犬

 ・  <作品掲載誌>
宝石 宝石社 1957
<作品掲載書籍>
探偵小説年鑑 1958年版 宝石社 1958
粘土の犬 大日本雄弁会講談社 1958
粘土の犬 講談社・ロマンブックス   1960
多岐川恭 仁木悦子 佐野洋集 東都書房 1960
犯罪ショーへの招待 日本代表ミステリー選集4 角川文庫 1975
13の暗号 講談社 1975
粘土の犬 講談社文庫 1977
短編を読む推理傑作選50上 光文社 1995
江戸川乱歩と13の宝石 第二集 光文社 2007
<映像化作品>
記憶の復讐 1990

<ワンポイント>
     この作品は河出書房から送りかえされた『猫は知っていた』の原稿の裏に下書きを書いていたのですが、
    乱歩氏から「『猫』を乱歩賞に応募しなさい」という手紙をもらい、急いで別の原稿用紙に清書したというエピソードがあります。
    もちろん、『犬』の下書きは消さずにそのまま、『猫』の原稿を乱歩賞に応募したそうです。

登場人物
井ノ口良介 会社員。
中田安枝 井ノ口の愛人。未亡人。
中田利彦 安枝の連れ子。盲人。4才。
中田絹枝 安枝の妹。
中田夫人 安枝と絹枝の母。
<あらすじ>
井ノ口は会社の金を使い込み焦げ付き始めていた。
そこで愛人の安枝を殺して金を奪う計画を立てた。
首尾よく計画を実行し安枝を殺害して4年後、安枝の妹絹枝と出会う。
そして、絹枝と共に盲人粘土細工展覧会に向かったが、そこに展示されていた安枝の子・利彦の作品とは。。。