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カニサボテン |
サボテン科 Zygocactus Truncatus Schum |
| 採取作品 |
「灰色の手袋」 |
| 採取場所 |
世田谷区内「水原啓太邸」サボテン室内 |
| 特 徴 |
冬に長さ6〜9cmの花を一つつける。
原産地はブラジル。 |
| 作品での役割 |
悦子がサボテン室を出ようとした時だった。
私の視線が、ふと、レンガ敷きの床の一点にひきつけられた。
『カニサボテン』と、貼り紙のしてある大きな鉢のうしろに、
手札くらいの紙切れが一枚落ちているのが、目にとまったのだ。
私は、かがんで紙切れを拾いあげた。
どうせ兄の分類カードか何かだろう、と思ったが・・・。
はたしてその紙きれには何が書いてあったのだろうか。 |
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シャボテン |
サボテン科 Cactus |
| 採取作品 |
「林の中の家」
「刺のある樹」
他 |
| 採取場所 |
世田谷区内「水原啓太邸」サボテン室内 |
| 特 徴 |
よく多肉植物と混同される植物。
サボテンには、刺の付け根に棘座という器官があるので、
そのことで多肉植物と区別される。
サボテンには8000〜10000の種類があるとされている。 |
| 作品での役割 |
仁木兄妹は水原啓太邸の留守番役を任せられる。
シャボテンマニアの水原氏は海外出張中に
自慢のシャボテンを枯らせてしまうといけないので、
植物好きの雄太郎に白羽の矢が立ったのだ。
水原邸での雄太郎は玄人はだしのサボテンの管理をします。
家賃は無料、部屋も車も使い放題、そして得意な植物の管理もやり放題。
仁木兄妹は、この時期とても幸せな生活をすごしています。
また、「刺のある樹」というタイトルはこのシャボテンのこと。
どのような意味かは作品を読んでからのお楽しみです。 |
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マメザヤダケ |
クロサイワイタケ科 Xylaria polymorpha |
| 採取作品 |
「黒いリボン」 |
| 採取場所 |
世田谷区内「水原啓太邸」 |
| 特 徴 |
全体が黒色で、炭質が硬く、高さは3〜7cm。
世界的に分布しており、珍しいものではない。
ただ、日本ではこの種類の研究は遅れているらしい。
左の写真を見る限りでは、何かの糞のように見えるが・・・。 |
| 作品での役割 |
悦子は青山の有田登美子を訪ねることになった。
「にいさん、車頼むわ。」
「電車で行けよ。ぜいたくだ。」
「春休みだもの。にいさんだって忙しくないでしょ?」
「忙しいよ。Xylaria
polymorphaを植えるんだ。」
雄太郎は数日前から丸太ん棒を用意しており、
実験用のキノコを植えるそうだ。
しかし、キノコの学名を言われても、
普通の人では理解できまい。
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ムクムク
シミズゴケ |
ムクムクゴケ科 Trichocolea Tomentella (Ehrh) Dumort |
| 採取作品 |
「虹の立つ村」 |
| 採取場所 |
群馬県の山間の民宿「上毛荘」 |
| 特 徴 |
山地の湿った岩や清流、倒木などに生えている。
長さは5cm〜8cm。 |
| 作品での役割 |
浅田悦子は哲彦、鈴子と雄太郎の娘こずえを連れて、
民宿「上毛荘」へ向かう。
4人は宿に着くと早速虫取りや水遊びに出かける。
そしてそこへ悦子の兄、仁木雄太郎が遅れて到着するが、
同じ「上毛荘」に宿泊する女性評論家の死体が発見され、
事件に巻き込まれていく。
仁木雄太郎は大学で植物学を教えている。
それも専門は蘚苔類。
普通の人なら気がつかない本の少量のコケでも、
雄太郎が見逃すはずはなかった。
結局、その手がかりから犯人の嘘がばれてしまうことになる。 |
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